年末といえば、やっぱり忘年会。
今年も一年、よく働きました。
仕事も家のこともなんとか乗り越えて、ようやくたどり着いた忘年会。
一次会は、ちょっといい感じの和食コース。
乾杯して、上品なお造りに舌鼓……。
でも正直、落ち着かんのです。
🍶そして、2次会へ。
時計は21時を過ぎたあたり。
「もう一軒いきます?」の声に、反射的に「行こうか」と返す。
連れて行かれたのは、駅前のザ・大衆居酒屋。
赤ちょうちん、擦れたメニュー、カウンターの奥から響く「いらっしゃい!」の声。
…これだよ。これなのよ。
🐟 単品の刺身盛りが、いちばん沁みる。
頼んだのは、単品の刺身三点盛り。
マグロ、ハマチ、タコ。
見た目は豪華じゃないけど、身はぷりぷり、味は間違いない。
醤油にちょんとつけて口に運ぶと、もうそれだけで会話が弾む。

高級店では味わえない、**“しみる旨さ”**がここにある。
🧍友と語らう、静かな時間
一次会では話せなかった近況や、子どもの話、ちょっとした愚痴もこの2次会で。
隣の席の知らないおじさんとも、焼酎の銘柄の話で盛り上がる。
初めて会ったのに、どこか懐かしい感じ。
こういう店では、「何を話したか」よりも「誰と飲んだか」が残るんです。
🎌年末のご褒美に、ちょうどいい夜
高い酒じゃなくていい。
インスタ映えなんてどうでもいい。
大衆居酒屋で、単品の刺身をつまみながら、気のおけない仲間と笑う。
そんな2次会こそが、最高の忘年会かもしれません。

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